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「大人も子どもも通院しやすい歯科医院」が。当院の目指す姿です。
「ここならまた来たい」とポジティブなイメージを持っていただくことが、家族全員で通っていただける歯科医院になるために不可欠だと考えました。丁寧な説明はもちろん、アニメーションによる治療説明やキッズスペースの導入など、さまざまな工夫をこらしています。ご来院された際には注目していただけると嬉しいですね。
実習をきっかけに、患者さまのストレスについて考えるように。
学生の頃、総合実習で患者役となった私は、長時間お口を大きく開けていることを苦しいと感じました。それ以来、私はどうしたら患者さまのストレスを減らせるかと考え続けてきました。
診療中は、患者さまの姿勢や休憩のタイミング、時々のお声がけなどに気を配っています。患者さまがお口に水を溜めているのがつらければ、診療チェアを起こし、楽な姿勢で治療することも可能です。処置中も、お顔の筋肉のこわばりなど、細やかに注意して見るようにしています。
私が開院する前にも、この場所には歯科医院がありました。
当院は、私の実家から歩いて2分の場所にあります。この場所には元々、別の歯科医院がありました。貼り紙を見た親戚からそこの院長が高齢で辞めると聞いたことをきっかけに、私がここで新たな歯科医院を始めることにしました。
これからどう働こうかと悩んでいた時期でしたので、生まれ故郷で働けることは縁だと直感しました。ここが勝負どころだと。今では町並みや人の流れも変わり、地元とはいえたくさんの発見があります。自分にとって、新たな挑戦だと思っています。
お子さまからご年配の方まで、幅広いご年代の方々が来院。
かつてこの場所にあった歯科医院からは「ご年配の患者さまが多い」と聞いていました。しかし、実際に診療を始めると、幅広いご年代の患者さまがいらっしゃるようになりました。私と同年代の方を始め、近くに保育園もあるのでお子さまも多いんですよ。
スタッフには、柔らかさと、相応のマナーとを教育。
患者さまの中には、歯科医院に対して怖い・嫌だというイメージをお持ちの方が少なくありません。身構えていらっしゃる患者さまを、少しでも和ませて差し上げられたらと思います。そこで、通いやすい歯科医院にするため、スタッフには「柔らかさとアットホームな雰囲気を大切に」と呼びかけています。
とはいえ、患者さまと接するにはアットホームな中にも相応の作法が必要だと思います。そこで、正しい言葉遣いや電話応対のマナーについても、定期的に外部のマナー講師を呼んで研修を行うようにしています。
スタッフの患者さまへの接し方は、今や私の自慢です。
お電話でのやりとりを含め、患者さまからスタッフの対応が良いとのありがたいお言葉をちょうだいしました。性格が明るくほがらかなスタッフたちなので、私は心配せずに応対を任せることができます。
段差のない院内設計にこだわり、キッズスペースも設けました。
ご年配の患者さまも多く来られますので、入口から診療室まで平面とスロープで移動できるようにしました。車いすのまま診療室に入り、診療チェアに移ることなく治療を受けられるようにしたことが、特にこだわった点です。
また、マンションや保育園が近くてお子さまが多いので、キッズスペースも設けました。親御さまが治療を受ける間、お子さまが遊びながら待っているという形で活用していただくこともできます。お子さまも当院を「楽しい場所」と認識してくれたらと思います。
定期的に通院してくださる患者さまが多いことに驚いています。
開院から2年目にさしかかった時、痛みが出てからではなく予防のために通ってくださる方がとても多いことに気づきました。ご自身のお口に興味をお持ちになるのは、健康維持のために非常に良いことです。今後も「予防で行ってみよう」という方が増えていってほしいと思います。
歯の痛みを我慢しても、良くなることはありません。怖いかもしれませんが、当院へ来てみてはいかがでしょうか。私は、柔らかな雰囲気作りや丁寧な説明をすることで、あなたの不安を少しでも軽くするよう努めています。